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2021-03-04

歩くことが認知症予防なる!?

皆さんこんにちわ。Lo.Co.訪問看護 理学療法士 伊藤です。
寒かった2月が過ぎ、だんだん暖かくなって参りましたね🌸

外の気温が暖かくなってきたことで活動的になってきた方も多いのではないでしょうか?

今回は「歩くこと」と「認知症予防」について軽く触れてみたいと思います🚶‍♂️

歩くことが認知症を予防する!?

最近よく"歩くと認知症予防になる"なんてよく聞きますよね。

では、なぜ歩くことが認知症予防になるのでしょうか🤔

それは「歩くこと」と「脳の血流」が大いに関連しています。

脳が正常に働くためには絶えず十分な血液が供給されている必要があります。それは脳細胞が活動するためには血液の循環が必要不可欠だからです。脳も内蔵や筋肉と同じく細胞で構成されている為、血液によって酸素や栄養を運ぶ必要があります。不十分な場合、正常に働くことが出来ないのです。

どうして脳細胞への血液供給がここまで大切かと言うと、他の細胞に比べ非常にデリケートで血流の不足にとても弱く、細胞が死んでしまった場合、元に戻ることがないためです。

特に脳の中で認知症と深く関わりがある部位が”大脳皮質”と”海馬”(記憶を司る部位)と言われており、この部位に脳を守るために大脳から続くホルモン(アセチルコリン)を放出する神経が存在しています。

アセチルコリン放出神経は活発になることにより脳の内部の血管が広げたり、血液の流れが良くしたり、脳を守る重要なタンパク質を増やしたりします。つまり、脳の健康を維持するうえでとても大切な神経なのです。

脳機能を維持するために必要な歩行とは

原理が理解できたところで、

いったいどのくらい歩けば良いのか、どれくらいの速さで歩けばよいのでしょうか。

 

 

答えとしては””15分以上を無理せずゆっくりと歩く程度が一番良い。””

 

 

案外少ないなっ!

と思ったかたもいるのではないでしょうか。認知症を予防するためにはこの程度で良いようです。ただ、気を付けなければならないのが”累計時間”です。

臨床データによると”少なくとも1週間で90分(1日あたりにすると15分程度)”歩くことが必要とされています。きちんと効果が出るためには、それなりの努力が必要ということですね。

”継続は力なり”

そういえば、元気だった時は認知症なんてなかったのに動けなくなってきたら急に…なんてよく聞きますね。

私も認知症にならないように今から気を付けていこうと思います😱

 

<参考記事>
地方独立行政法人東京都健康長寿医療センター研究所ー~歩行は、なぜ認知症予防につながるのか~
https://www.tmghig.jp/research/topics/201412/