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2020-12-28

グリーフケア:上野毛の訪問看護師の経験談

グリーフケアとは

死別を経験しますと、しらずしらずに亡くなった人を思い慕う気持ちを中心に湧き起こる感情・情緒に心が占有されそうな自分に気づきます(喪失に関係するさまざま思い:「喪失」としてまとめます)。

また一方では死別という現実に対応して、この窮地をなんとかしようと努力を試みています(現実に対応しようとする思い:「立ち直りの思い」としてまとめます)。この共存する二つの間で揺れ動き、なんとも不安定な状態となります。同時に身体上にも不愉快な反応・違和感を経験します。これらを「グリーフ」と言います。グリーフの時期には「自分とは何か」「死とは…」「死者とは…」など実存への問いかけをも行っています。

このような状態にある人に、さりげなく寄り添い、援助することを「グリーフケア」と言います。

 

訪問看護師に実際を聞いてみました。

グリーフケアは正直なにが正解かわからない。保谷大泉学園でも、ターミナルのお客さまが何名かいらっしゃます。

訪問看護の現場では、ただ、ケアのみに要点を置くのではなく、「人生」「想い」に寄り添い、おひとりお一人の死生観を大切にして

訪問に限らず、ターミナルの患者様に対してはご自身、家族が死に向かっていくことを受け入れることができるように。
今後状態としてこういう風にかわっていくことを細かく説明していき、ケアの仕方を教える。

今を受け入れ、今までの人生を一緒に共有して、「想い」を共有していく最後の時間、亡くなったあとも

「喪失」を共に共有し、寄り添い、援助することを心がけています。

上野毛で訪問看護師が49日を迎えた方。

49日。お線香をあげに訪問しました。LoCo訪問看護では、その方だけでなく、ご家族のフォローにも重点をおいています。

なくなった直後はいっぱいいっぱいで悲しめない人もいれば、死後直後感情を出せる人がある。
亡くなった方の思い出の話をとっかかりに家族が抱えていることを引き出す、

看護師として冷静にを心がけているけど、亡くなった後は自分自身も悲しい。
ご家族にグリーフケアを行うことが自分自身のグリーフケアにもなる。