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2020-12-12

病ではなく人を看る訪問看護~上野毛在住・糖尿病~

上野毛エリアに訪問看護と診療所を運営

私達LoCo訪問看護上野毛は、同一法人で診療所も運営しています。訪問看護で上野毛地域の事業所からご依頼を頂きますが、入院して一気に身体機能、認知機能が衰えた方、これまで通院していたけど通院ができなった方が多くいらっしゃいます。そのような方で、もう少し早い段階から訪問看護で介入出来たら、身体機能も認知機能ももとに戻すことが出来たのに、と悔しい思いをする事があります。

訪問看護が同一法人で診療所を運営しているメリットの1つとして、診療所に通院しているだけでは見えにくい生活の中でのお困りごとを、早期から察知し、ご自宅での医療的な支援に繋いで行けることだと感じています。

内服とインスリンが管理できなくなっている

今回は、同一法人運営の診療所に通院されているKさん。糖尿病で内服とインスリン注射をしていて、ここ数カ月、HbA1cの上昇があった方です。徐々に認知機能低下が進行しており、薬剤の自己管理が出来ていないことによる、高血糖による認知機能低下も影響していると感じていました。

上野毛の自宅に訪問看護

私達、訪問看護師に自宅での様子を見てきて欲しいと、診療所から依頼があり、大泉学園のご自宅に伺いました。配薬ボックスは使用していましたが、薬を殻からすべて出しており何の薬かも分からない状況で、毎日正確に飲んでいるかも不明でした。残薬も多くあり、インスリン注射薬も開けていないものが何本もありました。まずは内服を整理するため処方を一包化にする事を提案し、内服する日付を印字して一包化にして頂きました。

このままでは命に関わりかねない

本日、訪問看護で様子を見に伺った際、個包装になっている残薬からのんでいたり、日付を無視して配薬ボックスへ入れていました。日付通りに配薬し直し、個包装の残薬はご本人の許可を得て破棄させて頂きました。
インスリンも「これ夜に1本打つの?」と聞いてこられたり、日曜日に2本打っていたりと理解されていない様子です。またインスリン用の針がほぼなく、打てない状況で、このままでは命に関わりかねないなという所で驚きました。

上野毛の地域包括支援センターと連携

上野毛の地域包括支援センターとケアマネさんに、すでに介入して頂いき介護申請を進めています。介護認定が降りるまでは医療保険で訪問看護を開始していきます。同一法人だからと当たり前と思わず、これまで以上に情報共有を強化して、日々変化する認知機能や、内服薬の残薬、来院日にどのような指示をしたのか連絡を取り合ってサポートしていきます。