こんにちは!Lo.Co.訪問看護上野毛の齊藤です🤗
お客様の訪問に伺い、お客様の髭剃り🪒の見守りを行っていました。
久しぶりの髭剃りでしたが、自分で髭剃りを持ちジョリジョリと...
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髭が長く、剃ることに難渋している様子でしたが、懸命に頑張り、だいぶ綺麗になってきました。
さらに髭を剃ること数分後...
お口周りがだいぶスッキリしました☺️
ご家族様も髭剃りをされたあとの顔を見て「スッキリしてよかったわね!」とお喜びのご様子でした。
周りの反応を見てお客様がにっこりと笑顔を浮かべていたのを見て僕も嬉しい気持ちになりました😊
今回訪問したお客様は整容面の関心が薄れ、体は動くものの、自発的に整容面を整えようとする機会が減ってしまった方でした。
僕が訪問に入った当初は整容面を整えようと提案するも「やらなくていいよ」「今日はいいかな」と拒否的であり、ご家族からもなんとかしてほしい、と希望がありましたが上手く介入できない状態が続いていました。
ですが訪問を重ねていく内に、お客様が「調子がよくないなあ」「体調がね」と、体調に関することを口に出していることから、一見表情や口調には特に問題はなく、自分の足で歩いているとしても、動くこと自体がお客様にとっては苦しいことなのではないか?と感じました。
なので、アプローチ方法を変えて「僕に髭剃りのお手伝いをさせていただけないでしょうか?疲れそうなことは僕が行います。」と、提案をしました。
何もない健康な人からすれば、髭剃りや、シャワーを浴びることに大きな労力を要しませんが、体調が悪い状態ですと、ただ立ち上がっただけでも血液が体が全身に正常に巡らず、立ち上がった所で体に力が入らなくなり転んでしまったりして、そのまま運悪く骨折、といったことも起りかねませんし、最悪心臓や脳に負担がかかり命の危険に晒されてしまう、ということもあります😣
提案後も「今日はいいかな」とおっしゃられることが続きましたが、そんな中でも髭剃りを行うに至ってもまず洗面台の前まで歩けるか、数分間でも立ったままでもいられるのか、立ち続けられないならどれくらい同じ姿勢で座り続けられるのか、腕を動かした時の疲労感はどうか...お客様が実際に家の中でどれ程のことができるのか、といったことを長い目で見ていました🧐
諸々の課題を解決できるよう試行錯誤し、結果として、今回の髭剃りに至ることができ、他にも爪切りや、なんとシャワーを浴びるということまでできました☺️
今回訪問したお客様に限らず、仕事を退職され外部との関わりが減ったことに加え、お歳を召されることで何かしらの疾患を持ち、疾患の症状のために動くこと自体が億劫になり、整容面にまで気が配れなくなってしまう方は少なくありません。
外部との関わり、といったところで僕たちのような訪問看護師がいて、お客様に合った声掛けやを行い、自分で自分のことをやろうと思えるようなきっかけ作りをすることが僕達の役割なのかな、とも思いました。
これからも自分で今まで行ってきたことは自分で行う、言わばお客様の「自分流」を行っていけるよう、上野毛のスタッフ一同で考え、努力していこう、と思います🙌🏻